職場見学時の服装・身だしなみ【NG基準と全身を詳細解説】
この記事は職場見学時に着ていく服装や髪型・髪色・ネイルなど全身の見出しなみにについてOKライン・NGラインを知りたい方に向けて解説しています。
具体的には下記の内容を解説していきます。
- 第一印象で判断されること
- 全身の(ジャケット、インナー、コート、アクセサリー、バッグ、靴、髪型、髪色、ネイル、カラコン)OK•NGの判断基準
- スーツがない場合の服装
- 服装よりも大切なこと
✔︎この記事の信頼性
現役の派遣会社営業で現在8年目です。通算で780名以上の方を事務職・オフィスワーク職で内定させた実績があります。
現在でも毎月に25〜50名ほどの方を職場見学に連れていっており実際の現場の情報をお届けします。
目次
職場見学時の服装や身だしなみは重要
第一印象や身だしなみで内面まで判断される
第一印象で判断されることは2つあり
- 自社の雰囲気に合うか
- 常識や協調性がある人なのか
特に、2番は身だしなみに気を遣えていないことで、内面までマイナス印象を与えてしまいます。
「身だしなみがしっかりできていない=周りからどう見られるかを気にしないタイプ」と思われたり、常識がない人だと思われてしまう可能性があります。
身だしなみは見た目でしょ?仕事には関係がないでしょ?と思われがちですが、非言語(ノンバーバル)コミュニケーションは、実は重要なコミュニケーション能力の一つで話す内容よりも重要です。(気になる方はメラビアンの法則という有名な研究があるので見てみてください。)
大多数が身だしなみに気配りできている分マイナス印象が大きい
身だしなみができていない人の方ができている人に比べて少ないため、その分マイナス印象が大きいです。
清潔感がなかったり、ビジネスマナー違反や、だらしない人だと第一印象を損ねてしまい、一緒に働きたいと思ってもらえなくなります。
経験豊富で優秀でも、面接官が一緒に働きたいと思えないような身だしなみだと残念ながら不採用になります。
職場見学に相応しい服装や身だしなみとは?【全身解説】
身だしなみの重要性がわかったところで実際に職場見学に着ていくべき服装や、全身の身だしなみついて下記を順番に解説してきます。
- 服装(スーツorオフィスカジュアル)
- インナー
- コート
- 靴
- カバン
- アクセサリー
- 髪型・髪色
- ネイル
- カラコン
- メイク
- マスク
職場見時の服装はスーツが王道
職場見学へ来ていく服装は言わずもがなですが、やはりスーツが最も王道です。
柄のないリクルートスーツでもいいですが、新卒の就活生ではないので、ビジネススーツがあれば最も無難な格好と言えます。
オフィスカジュアルでもOK
スーツがない方はわざわざ買わなくても構いませんし、スーツはあるけど「就活してるのを今の会社にバレたくない」「インナーのブラウスがない・・・」「靴がない・・・」などさまざまな方がいると思います。
オフィスカジュアルがどこまでOKかボーダーラインについて説明していきます。
オフィスカジュアルの場合はジャケット着用が望ましい
オフィスカジュアルの範囲はとても広いですし、企業によっても異なりますがスーツに準ずる格好としてはジャケットを着用することが望ましいです。
ノーカラージャケットでも一応OK
より良いのは襟付きのジャケットですが、ない場合はノーカラージャケットでも問題ありません。ジャケットを着て行かないよりは、ノーカラージャケットでもあれば着ていきましょう。
ジャケットがない場合
ジャケットが何もない場合は大前提として派遣元の担当営業で服装について相談した方が望ましいです。
冒頭にも説明した通り服装で常識的であるかを見られていますので、事前に説明しておくことで「常識はあるけどないから仕方ない」と思ってもらえます。
その上でカーディガンなどを羽織る・ブラウスを着ていくなど可能な限り礼儀正しい服装で伺いましょう。
また、夏場に関してはクールビズが一般的になっているので5月〜10月末までの期間であればジャケットなしでも構いません。
その場合もシャツやブラウスで伺うと良いです。
インナーの選び方
ブラウスだけでなくカットソーなどで来てもジャケットで締まるのでオフィスカジュアルとして認められるので違和感がなければ幅広くコーディネートしていただいて構いません。
冬場のコートはどんなものがよい?
冬場のコートはダウンやジャンパーのようなカジュアルすぎるもので無ければ問題ないので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
靴の選び方
- ヒールは3センチ〜5センチの物が望ましい
- つま先やかかとが見えるデザインは避ける
ローヒールが1番無難です。
パンプスはかかとがないですが、ピンヒールなどのかかとが高いものよりは目立たないのでそこまで気にされません。事情があってスニーカーしかない場合は事前に断りを入れておけば問題ないレベル感です。
NGな靴
- 柄物
- ピンヒール
- サンダル
- クロックス
靴に合わせるのらはベージュのタイツが相応しい
生足や黒タイツではなくではなく、ベージュのものを選びましょう。
アクセサリーはNG
ピアス
派手なデザインや色柄ものは避けましょう。
小ぶりでシンプルなデザインで有れば問題ありません。
結婚指輪
採用担当者の考え方にもよるところですが、一般的なデザインの結婚指輪であれば外す必要はないでしょう。見かけたこともないような変わったデザインや、著しく大きな石などが入っている場合は目立ってしまうので外しておいた方が無難です。
バックの選び方
ビジネスシーンに相応しいバッグがない場合、バックをどうしようか迷うかと思います。
一般的には革素材やナイロン素材のバッグがビジネスには多いです。スーツやオフィスカジュアルの格好と合わせて見て問題がなければそこまで見られないですがキャラクターものや柄物は避けましょう。
トートバッグはOKラインか?
素材にもよりますがベーシックな色合いで革素材などで有ればビジネスでも使用している人がいるので問題ないです。
ナチュラルメイクは必須【ノーメイクはマナー違反】
以外と多いですがノーメイクで来ることことはマナー違反に当たります。「メイクをするに値しない」と思われてしまうため普段からメイクをしない方もビジネス向けのナチュラルメイクは行いましょう。
ネイル・カラコン・髪色のNGとOKボーダーライン
ネイルやカラコンはおしゃれのためにするものと捉えられているので、企業のカラーや業界・業種によっても受け入れ度が異なります。
完全な経験上の話なので一概には言えませんが、コールセンターなど見た目がお客様に見えない環境や、美容系で逆にお洒落な必要な企業、若い人が多い企業や、ITベンチャーなどは社風的にOKな場合もあります。
ネイルのボーダーライン
一般的な企業だと大きく派手な石がついていたり、キラキラな柄物やキャラクター系のネイルは目に付きやすいのでNGになることが多く、付け爪などもNGです。
水色や赤など色が多少派手なカラーでも企業の社風によっては許されます。
ベージュやエンジ、透明などの単色であれば殆どの企業が許されているイメージです。
ただ病院や行政、銀行や証券などの場合、場所柄ネイルは完全offが求められることが多いです。(あくまでも一般的な話です。)
派手なネイルをしていても採用になったらOFFできるようで有れば営業に伝えておきましょう。
逆にOFFしたくない場合には問題ない範囲か事前に確認しておきましょう。企業の雰囲気に合わなければ採用にはなりません。
カラコンの受け入れ先は少ない
カラコンはネイルよりも受け入れてくれる企業の幅が狭いです。できればリファインや焦茶色などまでにしましょう。
髪型や服装の自由を求人で謳っているようなコールセンターで有ればお客様に見えないのでカラコンをして働きたいというような要望を叶えられることが多いです。
それ以外のケースでは直接は言われなくてもマナー違反で不採用となっているケースがあるかもしれません。
髪色のボーダーライン
まずカラフルな色はNGです。カラコン同様カラフルな髪色は、服装自由・髪色自由を謳っている企業のみを選ぶしかありません。
茶髪程度までであればあえて染めるほどではないですが、色を抜いている方は髪スプレーをしていか必要があります。
髪色が明るいにも関わらず見学の場に断りなく出向くと、常識がないと判断されて落ちる可能性が高いです。
どうしても染め直す暇がない場合は、髪色が明るいが採用になった場合には染め直す旨を事前に伝えましょう。
派遣営業がそこで確認してくれて、髪色を気にしない企業は染め直さなくてもいいですと言ってくれますし、染め直しが必要な場合はそのように言ってくれます。
カラフルな色合いは見たことがありませんが、金髪やアッシュくらいまでだと私が担当しているスタッフさんにもいますので、派遣営業に事前に確認してみましょう。
マスクは必須です
コロナ禍になってから職場見学の際のマスクは必須です。綿素材でも不織布でもどちらでも構いません。
相応しいのはベーシックな白ですが、ベージュやグレーなどでも問題はありません。
職場見学の服装や身だしなみを整えるのは最低限【当日の対策が重要】
身だしなみと服装について上から下まで全身のコーディネートについてポイントを説明してきましたが最低限のことです。
大切なのは実際の職場見学で何をどう伝えるかです。当日の対策については下記の記事で説明をしていますので参考にしていただくと良いかもしれません。
>>現役派遣営業の職場見学の網羅対策マニュアル【780人の内定実績】